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ペットの里親制度とは?犬の里親になるための方法や厳しい条件、メリット・デメリット

こんにちは、peanutsです。

今回はペットの里親制度について、犬の里親になるための方法や厳しい条件、里親になるメリットやデメリットについてご紹介します。

里親制度とは

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飼い主の事情でペットを飼えなくなって手放したり、野良として地域をさまよっていた犬や猫たちは地域の動物愛護センターや動物愛護団体、保健所によって保護されます。

保健所や各種保護団体から預かってペットとして、動物を引き取ろうとする飼い主になりたい人のことを里親といいます。

また、里親としてペットを預かり、ペットとして飼う制度を里親制度といいます。

日本では保護権を受け入れてくれる里親が現れずに、殺処分されている犬がたくさんいて、里親になることで小さい命を救うことができます。

アメリカなどでは州の多くがペットショップのような販売方法を禁止されており、ペットを飼う際はの里親になることを最初に検討します。

里親になる方法

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里親を探しているところを見つける

  • 里親募集サイト
  • ペットシェルター
  • 保健所や動物愛護センターなどの譲渡会

これらの方法で里親を探している個人や団体にコンタクトをとる必要があります。

どの場合でも、飼う前に一度お試しで家にお迎えするトライアル制度を行っているところが多く、中には講習会を受ける必要があります。

トライアル制度

トライアル制度では環境が整っているかなど、飼うことができるのかのチェックをします。

飼い主側も実際に過ごしてみて、相性のあうあわないを確認することができます。

家族や先住犬と保護犬の相性だけでなく、保護犬の健康状態や問題行動、実際に飼ってみてかかる費用などについて考える必要があります。

後悔しないように、飼うことについて全て考慮した上で、飼いたいという気持ちが強くなるのなら家族に迎え入れてあげましょう。

里親の条件が厳しい理由

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引き取ってあげようと思っていても条件が厳しく、断られた、諦めた、なんてことがあります。

その理由は、里親を探している犬にもう二度と悲しい思いをさせない。また、さらに悲しい思いを生まないためです。

ワンちゃんたちは一度人間(飼い主)に捨てられたとしても、もう一度人間を信じてくれようとします。

二度と同じ思いをさせないため、安心して預けることができると判断された方のみに里親として家族に迎え入れることができます。

里親になるための厳しい条件

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里親になるために厳しい条件をいくつかクリアする必要があります。

里親になるための条件は施設などによって様々ですが、基本的に譲渡条件としてあるものをご紹介します。

  • 犬を飼うことができる家であること
  • 狂犬病や混合ワクチンの予防接種、健康管理を行うこと
  • 避妊・去勢手術を行うこと
  • 経済的余裕があること
  • 一人暮らしや高齢者はもし飼い続けることできなくなった際の後継人がいること
  • 根気強く犬と向き合える人

里親になるメリット

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小さな命を救うことができる

保護された犬たちは里親が見つからないと殺処分されてしまう場合が多いです。

里親になることで消えてしまうかもしれない尊い命を救うことができます。

動物愛護に貢献できることが一番のメリットだと思います。

飼育環境を整えやすい

保護犬は基本的に成犬もしくは成犬に近い状態まで成長しているので、これからの成長具合を予想しやすいことから飼育環境を整えやすいです。

ペットショップなどとは違い、飼っていくうちに大きくなってしまい、用具を再購入しなくてはいけないなんてことが無くなります。

無料で飼うことができる

里親になるとワクチンなどの予防接種の費用は掛かりますが、犬自体のお金を支払うことが基本的にありません。

引き取る施設によりますが、ペットショップだと数万~数十万かかります。

犬を飼いたいけど費用面で気になる方は、里親になると基本的にタダで家族に迎え入れることができます。

里親になるデメリット

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持病や怪我を持っている可能性がある

保護犬の過去は様々です。

持病を持っている場合は治療費がかかってしまいます。

また高齢犬の場合はペット保険に入ることができずに全額自己負担になってしまう場合もあります。

お金があること=幸せではありませんが、お金がなければ幸せにしてあげることはできないです。

お金がかかることは把握しておきましょう。

過去の経験から心を開いてくれるまで時間がかかるかもしれない

保護犬の中には、

捨てられたり、虐待を受けていた犬がいます。

人間への信用を一度無くしているため、恐怖心から心を開いてくれずにゲージからでないなんてこともあります。

根気強くワンちゃんと向かい、付き合っていく覚悟が必要になるかもしれません。

一緒に過ごせる時間が短い

保護犬は基本的に成犬もしくは成犬に近い状態まで成長しているため、生活環境を整えやすいとご紹介しました。

しかしその反面、一緒に過ごせる時間が短いです。

犬は人間より寿命が短く、子犬と成犬だと成犬の方が一緒にいられる時間は短いです。

成犬を引き取る際は、一緒に過ごせる時間について理解しておく必要があります。

まとめ

f:id:peanuts314:20211106223322j:plain今回はペットの里親制度について、犬の里親になるための方法や厳しい条件、里親になるメリットやデメリットについてご紹介しました。

血統書付きでもミックス犬でも命に変わりはありません。

しかし里親になるための条件を知り、メリットだけでなくデメリットも理解していないと飼い主と犬の両方が負担になってしまいます。

良い面だけを見るのではなく、全てを了承した上で里親になることを決意するようにしましょう。

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